幕末維新期の資料が一同に集結
日本屈指の科学技術史資料コレクターである、故・小川忠文氏がおよそ60年にわたって蒐集した数多くの資料の中から、幕末維新に関係する資料をセレクトして展示します。
おがわ是苦集(小川コレクション)は現在、萩・明倫学舎幕末ミュージアムに展示している科学技術史資料のほかに、たくさんの維新関連資料が存在しています。小川氏は科学技術史資料の他に、幕末維新の資料もとりわけ熱心に蒐集されていたのです。
今回、萩博物館 開館20周年を記念して、本邦初公開を多く含むコレクション資料を展示します。ぜひ会場で「本物」を見て幕末維新の躍動を実感してみてください。
小川 忠文 氏 (1940~2022)
山口県下関市出身。大学生のころからコレクションを開始、長年をかけて全国屈指の科学技術コレクション・おがわ是苦集(小川コレクション)を形成した。平成25年(2014)にコレクションを萩市に寄贈し、萩・明倫学舎幕末ミュージアムには小川氏のコレクション約600点が展示されている。